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FIFA 18 World Cupマンオブザマッチベスト16

Posted July 9th at 5:00pm.

2018 FIFA World Cupベスト16の戦いが終了しました。それぞれの試合で最高の活躍を見せた選手たちが、マンオブザマッチの栄誉に輝いています。マンオブザマッチを受賞した選手をご覧いただき、アップグレードされたWorld Cup FUTアイテムを確認しましょう。チームに該当の選手アイテムを既に持っている場合、それらのアイテムも新たにアップグレードされたレートに変更されます。 

この夏、ロシアで世界の選りすぐられた代表チームがスポーツ界最大のタイトルを目指して争っています。そして、「FIFA 18」では2018 FIFA World Cupアップデートをリリースしました。特別なアップデートとして配信中のWorld Cup Ultimate Teamモードでは、大会に出場する代表チームから選手たちを集めて、夢のインターナショナルチームを編成できます。 

全てのWorld Cup Ultimate Team選手アイテムはライブアイテムとして配信され、選手が現実の大会で活躍してマンオブザマッチを受賞すると、レートがアップグレードされます。マンオブザマッチを新たに受賞した選手たちを下記でご覧ください:これまでのトーナメントのMOTM全アイテムを知りたい方は、MOTMハブからご確認ください。 

World Cup FUTアイテムは、Ultimate TeamのWorld Cupバージョンでのみ入手できます。通常のFIFA 18 Ultimate Teamモードでは入手できません。

1日目

ベスト16で繰り広げられた激戦は、どれも甲乙つけがたいものでした。特にフランスが4-3でサッカー史上最高の選手リオネル・メッシを擁するアルゼンチンを敗退に追い込んだ試合は、まさに白熱した展開となりました。この試合で明らかにメッシを凌駕していたのは、国際舞台でその能力を証明した超新星、キリアン・ムバッペでした。そして、そのチームメイトの若き右サイドバック、ベンジャマン・パヴァールも同様の活躍を見せました。パヴァールが決めた驚異的なミドルシュートは、観客とアルゼンチンの守備陣の記憶に、強烈に刻み込まれたことでしょう。それでもアルゼンチンは必死で食らいつき、アンヘル・ディ・マリアの鮮烈なミドルシュートを含む計3ゴールを挙げました。 

もう一方の試合では、フランス対アルゼンチンほど多くのゴールは生まれませんでしたが、ウルグアイがポルトガルを2-1で下し、もう1人のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドも早々にロシアを去ることになりました。エディンソン・カバーニは、負傷で交代を余儀なくされる直前に素晴らしい決勝点を決めました。また、ミッドフィルダーのディエゴ・ラクサールも終始手堅いパフォーマンスを発揮し、試合終盤にはロナウドのシュートをブロックするなど、ウルグアイの勝利に貢献しました。 

2日目

この日に行われた2試合は、いずれもPK戦までもつれ込みました。デンマーク対クロアチアの1戦では、試合開始1分でデンマークが先制点を奪いました。しかし、リードは長く続かず、デンマーク守備陣のクリアミスによって流れたボールをマリオ・マンジュキッチがゴールに押し込み、クロアチアが同点に追いつきます。その後、延長戦を経ても両チームがゴールを奪えず、試合はPK戦に進みます。ダニエル・スバシッチの大活躍もあり、イヴァン・ラキティッチが最後にシュートを決めて、クロアチアが3-2でPK戦を制しました。しかし120分間に渡って孤軍奮闘し、PK戦では2本のシュートを止めたデンマークのゴールキーパー、カスパー・シュマイケルの活躍には目を見張るものがありました。

スペイン対ロシアの戦いも動きが少ない試合となり、120分間で生まれたゴールは、ロシアのオウンゴールと、前半終了間際にロシアが決めたPKのみでした。スペインのイスコは、試合を通して観客を魅了しましたが、開催国を撃破する活躍を見せることはできませんでした。PK戦で大活躍したのはロシアのゴールキーパー、イゴール・アキンフェエフで、イアゴ・アスパスのシュートを止めて4-3でのPK戦の勝利に貢献し、2010年大会の王者を敗退に追い込みました。 

3日目

前半に大胆なパフォーマンスを見せていたメキシコでしたが、メキシコのおとぎ話を力でねじ伏せたのは、やはりブラジルでした。ブラジルが挙げたゴールを演出したのは、ウインガーのウィリアンでした。ネイマールが作ったチャンスをサイドの深い位置から折り返して、強かなスーパースターに先制点をプレゼントしました。2点目は試合に入ったばかりのロベルト・フィルミーノに、ネイマールがクロスを送りました。

ワールドカップ史上屈指の劇的な逆転勝利でベルギーが日本を下した試合は、ブラジル対メキシコ戦よりもはるかにエキサイティングな試合になりました。後半開始早々に2得点を奪い世界を驚かせた日本は、その後20分間はベスト8進出に向けて順調に試合を運んでいるように見えました。しかし、ベルギーもそう簡単にはあきらめません。69分にディフェンダーのヤン・フェルトンゲンがループ気味に打ったヘディングが、ゴールキーパーの川島永嗣の頭上を超えてゴールに吸い込まれ、ベルギーが反撃の狼煙を上げます。74分には、交代で入ったマルアン・フェライニがエデン・アザールのクロスをまたもヘディングで合わせ、試合を振り出しに戻しました。試合終盤に完璧なカウンターアタックから、川島の手をすり抜ける逆転弾を沈め、ベルギーのベスト8進出を確定させたナセル・シャドリがMOTMに選ばれています。しかし、試合中盤までの日本のパフォーマンスも素晴らしく、特にチームの歴史的勝利を手繰り寄せたように見えた2点目を決めた乾貴士の活躍は、素晴らしいものでした。 

4日目

共に欧州の強豪でありながら傑出したスーパースターを欠くスウェーデンとスイスの一戦は、勝敗の予想が最も困難な試合でした。両者とも、自分たちの強みを着実に遂行することでこの舞台まで勝ち上がってきました。この試合でも両チームはスタイルを貫きましたが、先制したのはスウェーデンでした。エミル・フォルスベリが放ったシュートはスイスのディフェンダーの足に当たって軌道が変わり、ゴールキーパーのヤン・ゾマーになす術はありませんでした。MOTMに選ばれたのは、大会を通して素晴らしい守備を披露していたスウェーデンのアンドレアス・グランクヴィストで、この試合でも印象的な活躍を見せました。

ベスト8をかけた最後の試合となったイングランドとコロンビアの一戦は、劇的な同点劇からPK戦で勝敗が決しました。ハリー・ケインが後半に沈めたPKによって1-0のリードを維持したまま試合を終えると思われたイングランドでしたが、コロンビアのジェリー・ミナはあきらめていませんでした。試合終盤、イングランドのゴールキーパー、ジョーダン・ピックフォードのスーパーセーブによってコーナーキックを獲得したコロンビアは、ミナの叩きつけるような打点の高いヘディングで同点に追いつきました。延長戦では両チームとも得点を奪えず、イングランド国民を失意に落としたまま、試合はPK戦に突入します。イングランド代表はワールドカップでのPK戦で勝った経験がなく、過去3回PK戦の敗北で大会を去っています。しかし、カルロス・バッカのシュートをピックフォードが止めて優位に立ったイングランドは、最後にエリック・ダイアーが落ち着いて決め、準々決勝に駒を進めました。試合を通して右サイドバックとして力強いプレイを披露し、PK戦でもキックを成功させたイングランドのキーラン・トリッピアーが、この試合のMOTMに選ばれています。