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Rafifa13のベルリンへの道 - FIFA 17 Ultimate Team™チャンピオンシップ

Posted April 3rd at 4:00pm.

建物内の雰囲気は騒々しくなり、大観衆が叫びはじめました。「ラフィファ!「ラフィファ!ラフィファ!」友人であり、 同じブラジル人であるLucas "LucasRep98" Costaとの戦いに備えるRafael "Rafifa13" Leite Fortesに、観戦者たちは絶え間なく声援を送りました。フロリダのマイアミで開催されたFIFA 17 Ultimate Team™チャンピオンシップシリーズ、2017地域別ファイナルのグランドファイナルでの事です。

優勝者はシーズン1アメリカ大陸チャンピオンとなり、北、南、中央アメリカで最も優れたFIFA選手として、$30,000の賞金を獲得。Rafifa13のキャリアの中で最も大きな試合でした。

この素晴らしい瞬間のきっかけとなったのは、約20年前です。「初めてプレイしたタイトルはFIFA 98でした」と、Rafifa13はEA SPORTSのインタビューで振り返っています。「屋内サッカーモードで何時間もプレイしたことを思い出します。とても特別で、同時にとても心躍る体験でした」 

ゲームを愛し、コントローラーを握ることに多くの時間を費やしてはいましたが、自分がFIFAのプロプレイヤーになれるのだと気づくまで10年以上もかかりました。「2011年、FIFA 12の最初のライブイベントで、普通のプレイヤーから脱却してプロになる才能があると感じました。それまで、AIと自分の兄弟を相手に戦ったことしかありませんでした。でも、リオデジャネイロのFIFA大会では、経験豊富な選手を相手にうまくやれました。その時、この世界でやって行けると思ったんです」

そして、彼は正しかったようです!FIFAのプロ大会に飛び込んでから、Rafifa13は地元トーナメントでの成功に加えて、ブラジルのチャンピオンに2回輝いています。キャリアを積んでいくにつれ、様々なeSportsチームが彼との契約を希望しました。Rafifa13は最終的に、ブラジルのeSportsチーム E-Sport FLIXに所属しました。

「E-Sport FLIXはブラジルのあらゆるFIFA大会に注目していたんです。自分のことを、タイトルを取ってブラジルのプロ大会を成長させるために重要なプレイヤーだと考えてくれました」と彼は語っています。「彼らが経験豊富でブラジルタイトルを獲得したプレイヤーを求めたことは、自然の成り行きだったかもしれません」

「ラフィファ!「ラフィファ!ラフィファ!」 声援がこだまする中、Rafifa13はチームとサポーターの期待に応えました。マイアミ地域別ファイナルを通して、グループステージとノックアウトステージを無敗で通過した彼の戦績は圧倒的でした。経験と調子の良さで最高のパフォーマンスを発揮し、LucasRep98を合計5-3で見事に破ってアメリカ大陸の地域別チャンピオンとなったのです。

Rafifa13はこう話しています。「トロフィーを持ち上げた瞬間を思い出します」 観衆はとても多く、最高の瞬間でした。みんなにとって、信じられないような一日の締めくくりでしたね」

Rafifa13はその日の出場者の中で最も経験豊富な選手の一人でしたが、大会前は自分が全く注目されていないと感じていました。「トーナメントでは前評判が低かったと思います。多くの選手や解説者は、オンラインでより良い記録を持つ選手が優勝候補だと思っていました。でもそれは、AS RomaのAman Seddiqiを相手に素晴らしい試合をした時に変わりました。その後は注目を集めるようになり、対戦相手と戦う時に自信を与えてくれました」 

アメリカ大陸地域別ファイナルで勝ったことは、リオデジャネイロ出身の彼にとって大きな偉業です。しかし、これが競技ゲーミングにおけるキャリアの始まりに過ぎないことを願っています。彼のキャリアは、徐々に家族にも認められてきました。「最初は、普通のプレイヤーからプロのFIFAプレイヤーになる挑戦を、家族や友人が真剣に受け止めることは難しいだろうと思っていました。おそらくはeスポーツの全プレイヤーが体験していることで、自分も例外ではありません。幸い、今ではFIFAが人生にもたらしてくれるものを理解し、みんなが自分の選択を応援してくれています。

彼の故郷にとって、Rafifa13のマイアミでの勝利はブラジルがFIFA競技ゲーミングの大国になる始まりだったのかもしれません。「ブラジル人が独占したグランドファイナルを制して、チャンピオンになったことは重要な体験でした。ブラジル人には長い間、ヨーロッパ人やアメリカ人ほど良いプレイヤーではないと思うコンプレックスがありました。マイアミでの勝利はブラジルの人々にとって素晴らしい経験です。今では彼らと互角だと主張できます。ヨーロッパ人やアメリカ人のように、地域や世界のチャンピオンになれるんです」 

Rafifa13の次の目標は何でしょうか?そう、ワールドチャンピオンシップです。マイアミでの地域別ファイナルで勝ったことにより、ブラジル出身の彼は5月にベルリンで開催される、FIFA 17 Ultimate Team™チャンピオンシップへの切符を掴みました。ドイツの首都で、Rafifa13は世界一の座をめぐってFIFAのトッププレイヤーたちと戦うチャンスを手にしています。

彼の準備はすでに始まっています。「E-Sport FLIXのチームメイト、 Rodrigo "D1g0" AraujoとFUT Championsをプレイして、トレーニングを続けています」とRafifa13は語っています。「ベルリンでの大会前には、調子を保って最も高いレベルで競争することが重要です」

大変な目標ですが、Rafifa13はベルリンでの優勝を狙っています 「チャンピオンになることを考えていない、などと言う気はありません。もちろん、レベルはより高くなります。でも、マイアミのように最高のプレイができれば、この大会でも成功できると信じています」

Rafifa13の戦いの模様は、5月20日と21日にベルリンからのライブ配信で視聴できます: FUTChampions.com/Live.